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加速度センサを低く取り付ける


2005/02/05

ぐぐっと高さを押さえた加速度センサの取り付け方法

加速度センサ、どうやって実装していますか?
現在作成中の新SIPHA COREでは、加速度センサをACB302からADXL202に戻しました。というのも、倒れ判定ぐらいならばACB302直付けで全然問題無いのですが、それ以上のことをやってみようかな〜と思うと、オペアンプで増幅しないときつそう…オペアンプの使い方もよくわからないのですが…ということで、結果的に部品が増えてしまいます。

さて、このADXL202(現在、品切れ中ですね…)、同梱されている部品で取り付けると、結構、背が高くなってしまいます。G-Tuneのサイズじゃ入れる場所がない〜というわけで、高さを押さえて実装しています。

まずは、そのまま実装した場合の写真です。

20050205P00.JPG - 7,308BYTES

すごい背が高いです。AKI-H8/3664の下に入れたかったのですが、とてもじゃないですが入りません。G-Tune2004Fに載せていた時は、普通サイズのピンヘッダ+ピンコネクタの隙間に入るように、それはそれで苦労してつけたのですが、今回は、背の低いピンコネクタで行こうと思っていますので、さらに低く取り付ける必要があります。

そこで編み出したのが、こんな技です。

まずは、付属の連結ピンを、こんな風に固定してハンダ付けしてしまいます。

20050205P01.JPG - 7,159BYTES

そして、ニッパで切ります。切った方を、後でソケットに差し込みますので、丁寧に、無理せず、方向を変えながら少しずつ切ってください。後で、切り口をヤスリがけしておけばバッチリです。

20050205P02.JPG - 5,858BYTES

はい、できあがりです。一列4Px2でICソケットをつけてに取り付けるとこんな感じになります。これなら、低いピンヘッダでつけたH8/3664の下側でも入ります。RS232Cのレベルコンバータの下でも大丈夫です。

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非常にイレギュラーなやり方な気もします(抜き差しが怖い…)ので、真似しない方が良いかもしれません。とりあえず今のところ、基板からピンが抜けるなどの不具合はでていません。

今回、これをデジタルで取り込んでアレコレしてみようと思っています。それにしても、ADXL202、また品切れということで、やっぱりACB302の方がいいのかな〜。実は、2005/01/30に紹介した、H8/3664の便利グッズも、似たようなやり方でマウントするようになっています。

 


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