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不定期TOPIC 2003/09/04より
念願のオプティカル・センター・ポンチが到着しました。Jin Satoさん(JinSato's Robot Factory)にお願いして(どうもありがとうございます)購入していただいたものです。写真にはありませんが、プチプチでくるんで封筒に入れていただいた上に、クリアシートで封筒ごと巻いて送ってくれました。心遣い感謝です。 さてさて、まずは開いてカナダから長旅お疲れ様!って感じです。記念撮影です。何しろSISO-LABでは最高級工具です。\5,500-でしたが、ケースからして高級感が!1万円とか、本当はもっと高いんじゃないんですか?と思ってしまうような雰囲気が漂っています。 ケースの手前を親指で押すと、静かに開きました。少しだけあくところが初々しくて、これまたいいですね〜。さあさあ、中はどうなっているのかな???初めてあけるときの感覚ってたまりません。みなさんもそうですか? 開くと、スポンジ上に、左から「レンズ」、「本体」、「ポンチ」という順番で、鎮座しておられます。買ってみてわかったんですが、レンズって、透明の円筒状の塊で、先っちょに十字マークがついています。買う前は、ミスるとポンチでレンズを打ってしまうものかと思っていたのですが、その心配はなさそうです。 こんな感じでパッケージされていると、贈答品にもよさそうです。ボーリング大会の景品とかにも使えそうですね! 縮小画像なのでどうでもいいことかもしれませんが、デジカメを新しいのにしました。320x240にはなっていますが、オリジナルは3.2M画素でした。いかがですか?(わかるか〜んなもんって突っ込まれそうです)前のカメラより寄って撮影できるのでありがたいです。あと感度が高いような気がします。おかげで、夜の部屋の中でとっても、結構、ストロボが光らず、自然な感じで写っている気がします。
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さてさて、ケースから出してみました。写真、ちょっと小さくなりますが、上が「鎮座するオプティカル・センター・ポンチ」、下左は「レンズユニットを装着したオプティカル・センター・ポンチ」、下右は「ポンチユニットを装着したオプティカル・センター・ポンチ」です。 まだポンチしてませんが、ちょっと各ユニットを差し入れてみた感じでは、非常にいい感触です。また、形状もなかなかいいですね!レンズをはめて覗くと、奥の方に十字模様がでっかく見えます。これが不思議なことに結構見えるんですよ。不思議ですね〜。どっから光が入るんでしょう?上から回り込んでいる光だけでみえるのかなぁ? これなら、ばりばりポンチ打ちできそうな気になってしまいます。そろそろG-Tuneの新構造のサンプルを作ってみようと思っていますので、今週末あたりからABS加工に復活したいと思っています。基本的構想はそのままの予定ですが、各パーツをどうやったら強度を維持したまま軽くできるか?というのが課題ですので、いくつかサンプルを作ってみて、手でよじったり曲げてみたりしてみようと思っています。
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オプティカル・センター・ポンチ、いいっすねぇ
不定期TOPIC 2003/09/07より
今日は、やっとオプティカル・センター・ポンチ使ってみました。午前中はお買い物に行って、さあ、昼からやろっか?と思ってたんですが、そういえば、昨日、外付けハードディスクを買ってきてたんで、「よし、これでパソコンのバックアップを取っておこう」と思ってちょっとやり始めたら、しょうもないことではまってしまいまして…。
え〜っと、何にはまったかといいますと、外付けハードディスクってFAT32というやつでフォーマットされていまして、よく考えたら、これって、1ファイルのサイズは最大4Gまでしか作れないんですね。バックアップで、ばかでかいアーカイブファイルを出力していたんで、こんなものぜんぜん気づかずに悩むこと数時間でございまいした(笑)。NTFSしか使ったことがないもんで…。やれやれ。
とか言いながら、ポンチ打ちまではできましたので、レポートします。
そうそう、なんで、オプティカル・センター・ポンチを買ったか?という話をしていませんでした。自分は、メカ加工がめちゃくちゃへたくそです。これをなんとかしようと思ったら、1つの方法として、工具を良くしていくというのがあります。その中でも、まず、最初の位置決めとなるポンチ打ちをなんとかしないと、後の加工工具をいくらよくしてもダメかな?と思いまして購入に至ります。仕事しててもそうなんですけど、やっぱ上流工程で作ったミスは、どんどん大きくなっていきますから。では、使用レポートです。
初打ちとなりますABSは、2mmのABSで、次期G-Tuneに採用しようと思っている、軽量パーツのテスト用サンプルです。写真に写っているのは、SISO-LAB最高級工具「オプティカル・センター・ポンチ」と、いつもの作業台、金尺です。適当に作業しやすいように切ってからやってます。 先に書いておきますが、オプティカル・センター・ポンチは、構造上、材料の端部分はちょっと苦手です。でも切ってしまったので、端のほうをポンチするときは、同じ2mmのABS板をあててやりました。
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そんでは、まずはレンズをいれます。ストロボ無しで写しているのでこんな感じですが、ストロボ使って撮影すると、装飾品みたいに写ります。ほら、こんな感じ。どこぞのオーパーツみたいですね! | |
のぞくとこんな感じで、「十字」が見えます。ABS板のほうにも十字が書いてあるので、これと合わせます。覗き込む私を、妻が不思議そうにみていました。身内には、何をやっているか、何が見えているのか説明しておいた方がいいと思います。 注意点(というか、自分がミスった点)としては、ちゃんと真上から見ることです。真上から見ていない場合、少しレンズをひねると、ABS板の十字の中心とオプティカル・センター・ポンチの十字の中心がずれますので、慣れるまでは、確認しながらやるといいですよ。 | |
あとは、ポンチに入れ替えて「コツン」とやります。 実際には、本体を手で押さえたままで入れ替えるのですが、非常に隙間が無いといいますか、精度が高い感じがするといいますか、抜くときには「ポン」という小さな音が、入れるときは「すぅぅぅ」という感じがします。びっくりです。 | |
はい、できあがりです。妻がカメラを使っていたので、以前のカメラで撮ってます。ちょっとボケ気味ですいません。小さい丸が3mmです。結果は、超良好!今まで打っていたポンチとは、できのクオリティが違います。(以前のクオリティは、G-Tuneの大きな写真を見ていただければ…1mmぐらいは結構、平気でずれてます) 前半、ちょっと慣れず、うまくいかなかったのもありますが、真上から見るコツがわかってからは、かなりいい感じです。今までと比べれば、天と地の差のできです。今後、より使い慣れていけば、もっとよくなっていくと思います。 さて、後は穴あけなんですが、本日、時間切れのため、また後日ということで、現在、ホームページを書いてたりなんかします。 それでは、おやすみなさい。
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オプティカル・センター・ポンチ、その後
不定期TOPIC 2003/09/10より
本日はヤスリで整形 左の写真は、穴あけして切り出した8枚ぶんのパーツをビスで固定したものです。整形するときは、ちょっとサイズを大きくしたほうがやりやすいのと、この方が、なんとなくきれいに仕上がる(直角もでやすいような気がする)ような気がするので、いつもこうやってやってます。このパーツは穴がもともと必要な部品ですが、そうでないパーツでも、結構、加工時の固定用に穴をあけてやっていたります。 驚きなのは、「穴の修正無しでビスが2本とめれる!」ことです。8枚ものパーツでこれができたのは、SISO-LAB始まって以来の歴史的快挙です。いつもは、片方の穴をビス止めすると、間違いなく反対側の穴にはビスがとおりませんでした。今回は、すっと通るとまではいきませんでしたが、指でねじれば入っていきました。ということは、設計値からのズレは、0.1かもうちょいぐらいかな?初回でこれですから、もうちょっと練習して、あと穴あけをなんとかすればさらによくなること間違いないと思います。ああ、先行きが明るい!これで、もっとつめた設計ができます。いや〜、今までは、1mmぐらいずれてもABSが割れないような設計にしないといけなかったもんでして。 穴あけ ともあれ、ぐぐっと未来が明るくなってきました。もう、ボディ、全部作り直しちゃおっかな! |
オプティカル・センター・ポンチ、さらにその後
不定期TOPIC 2003/09/13より
3本ビス通りました! 再びここから削ります。ヤスリはそこそこ大きさがあった方が使いやすいです。それにしても次期マシンは細かい部品が多くなりそうなので、加工方法も少し考え直すことにしよう。 |
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