2003/08/29 |
G-Tuneの脚間接について G-Tuneの脚関節をどのように実装しているか、ちょっとまとめてました。ベアリングとかは使用せず、結構、お安く実現しています。精度もそれなりですけど(笑)。サーボの反対側の軸受けにも使える方法だと思いますので、よろしかったら見てみてください。実際、同じ方法で、G-Tuneの腰部分の両軸を実現しています。 TOPにあるINFORMATIONもずいぶん長くなってきたので、そろそろ整理したいです。そういえば、このSISO-LAB不定期TOPICもずいぶんと長くなってきました。そろそろ月別とかにわけたほうがいいですか?
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2003/08/27 |
G-Tuneで使用しているプロポとレシーバ G-Tuneはラジコン操作 プロポ 注意点としては、空用はみんなそうなのかどうかは知りませんが、右スティックの縦方向にはスプリングが入ってなくて、センターには自動復帰しません。G-Tuneでは、逆にこれを利用して「モードセレクタ」としてます。ちなみに上は「歩行」、真中は「格闘」、下は「しゃがみ移動」です。 レシーバ まず、レシーバのクリスタルをつける端子から線を引き出します。メス端子ですので、何かちょうどいいものがないか探してみると、「丸ピンICソケット・両端オスピン」の細いほうが比較的よさげで、これを使いました。そのままつけると長すぎるので少しカットしています。これに電線をつけます(もちろん太いほうにですよ)。いいか悪いかわからないのですがシールド線を使っています。これで、レシーバからクリスタル用の線が引き出せました。下の写真で、右手前部分が引き出しているところです。 次に、フタバのクリスタルを挿すほうですが、きっと秋葉原とかに行けば、それ用のものが手に入るのでしょうが、残念ながら、我が家の近くにはそういった場所がありません。で、目に付いたのがピンヘッダ用の3Pのコネクタです。穴の間隔がフタバのクリスタルにぴったりです。でも足が太い。そんなわけで、コネクタを作るときに、あらかじめケースに入るぎりぎりまでメス側の金具を広げておいて組みます。これを基板に接着してできあがりです。ついでにこの基板に3x4※分のピンコネクタをつければ、レシーバユニットのできあがりです。電源の供給は、この3x4のピンから行います。その辺は、GWR-4Pのケースに書いてありますので確認してください。ちなみにピンはケース上面内側から、「サーボ信号」、「+」、「−」となっています。電源は、「+」、「−」に接続します。私はマイコン電源の5Vを入れてます。最後に「サーボ信号」をマイコンに接続します。 この手の情報は、もう少したまったら、そのうちG-Tuneの方にまとめておきますね。結構、手持ちの入手性のいい部品のみでやっていますが、もっといい部品を入手できる方はその方がいいと思いますので、チャレンジする前に、一度調査されることをお勧めします。 そうそう、書くのを忘れましたが、なぜ、ラジコンシステムを選んだか?理由は、以下の通りです。 ご参考までに、という感じです。
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2003/08/25 |
今日はひさしびさに会社へ行った。エアコンが効いてた。 G-Tuneソフトウェアアップ G-Tuneお披露目会 歩行処理の改良 どきどきはらはらして、目を閉じて祈ってしまう。 からです。目を閉じるから見えないのです。やっぱり真実を見極めるためには、目をしっかりと開いて見なければなりません。これがムービーになると、何度歩いているところを見ても絶対に壊れないという安心感から、しっかりみることができるんですね。すごい発見をしてしまいました。 さて歩行の方ですが、「ぎっこんばったん」です。なんでこんなにぎっこんばったんと動くのかとよく見ていたら、足首のピッチ軸(実はG-Tuneでは膝と呼んでいるんですが)の動作がためまくったあげく、一気に動いています。それですごく「ぎっこんばったん」のようです。ちなみに、脚の長さは20cm以上、軸間6cm、これを非力で華奢な小型アナログサーボで動かしているわけですから、そもそも歩いていることの方が不思議なのかもしれません。うーむ、よく歩いている。非常に興味深い事実です…。おっと横道にそれそう。 さて、これをなんとかするアイデアですが、正当には… などがあると思います。簡単なところで、歩幅を小さくしてみました(4cm→3cm)。結果はいまいち。しかし、自分で歩いているうちに、前後の歩幅について、体から見た場合、同じでないような気がしてきました。なんとなく、前足の方にいつも身体が寄っている気がするんです。今まで、G-Tuneは、前後に2cmずつ、同じ幅だけ開いていたんですが、前を1cm、後を2cmにしたらどうなるだろう?と思いまして、試しにやってみたところ、おお、いいではないですか!かなりまっすぐ歩きます。足首ピッチ軸サーボが直立の状態に近くなりますので、当然パワーはかけやすくなるのですが、それ以上になんか身体がブレないんです。試しに、前後1.5cmにもしてみましたが、やはり前者のほうがかなりいいです。G-Tuneのメカ特有のものかも知れないので、ご参考にはならないかもしれませんが、実験報告という事で。 A-Doチームのみなさま(URA-Giken)、動画アップ、本当にありがとうございました。真実に目覚めたかもしれません。自分でも動画が撮れるアイテムを何かそろえて、今後に役立てたいと思います。
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2003/08/24 |
今日も暑かったハードな日だ というわけでG-Tuneハードウェア情報アップ! このサーボドライブ回路、諸先輩方のホームページを参考にさせていただきました。ソフトのほうは、開発当時、SH7047Fを使っている方、ほとんど見かけなかったので、がんばって試行錯誤しました。 それにしてもG-Tune、コンピュータを載せるスペースを小さくしすぎて、部品を詰め込むのに大変苦労しました。SH7047Fの下に、ロジックICを4つ詰め込んでいます。これを作る前にテストボードで、わざとキツキツのやつを作って練習したんでなんとかって感じです。 こうやってピン数を見てみると、将来的につけたいものを考えても、H8/3664でもよさそうな感じですね。後、つけたいのは、アナログ入力が8本、デジタル出力が4本ぐらいで、これだけあれば当面やってみたいことはできそうです。でもG-Tuneはプログラムサイズが結構でかい(100K以上)ので、そっちが無理そうかな。小さく収まっている、ちょうどいいCPUないでしょうか。SH7047Fはとてもいい感じなのですが、消費電力の点でG-TuneにとってはきついCPUです。今回、マイコンプログラミングというのもなんとなくわかってきたので、ここらで一発、ちょっと違うCPUもまじめに検討していきたいと思います。
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2003/08/23 |
ROBO-ONE Jr.の記事をみてびっくり ふう。やっとネットに復帰しました。 ROBO-ONE
Jr.に出ていたロボット、す、すご… もし、G-Tuneのサーボを2つ外して(例えば腕をリンク式にして1サーボで前後できるようにするとかして)出場したら、1回戦でも勝てただろうか???まあ、軽量化もしないといけないんだけど。いやいや、これでびびっていては、「ROBO-ONEで勝てるかもしれないROBOTを作る」のが目標のSISO-LABの立つ瀬が無い。こんなにすごいものだったとは。ああ、HSWR-03の中村さんにお会いしたときに、「M&M-01」も見せてもらえばよかったぁ。そうそう、中村さんって、ROBO-ONEエントリーの写真見てて少し歳が上の人かなぁって思ってたんですが、実際にお会いしたら全然イメージ違って、きっと私より若い方です(本当はいくつなのか知らないのですが)。あと、「マルダー」の脚も綺麗だなぁ。起き上がりアイデアもすばらしい。みなさん、すごすぎるです。あれにラジコンの受信機(10gぐらいです)をつけたら、ROBO-ONEもでれちゃうじゃないですか。 というわけで、やる気倍増。まだまだ道はいくらでもある。さぁ、次のアイデアはなんだ?うーん、うーん、うーん。 G-Tune製作情報整理開始
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2003/08/16 |
History of SISO 「G-Tuneができるまで」 なんとなく急に、どういう経緯でG-Tuneを作ったのか書きたくなってしまったので、何気に執筆開始。きっと、見ている方にも参考(なんの?)になるかと思いまして。いやいや、きっとSISOという人間を知ってもらえるかも。 2002年2月頃 2002年8月頃 この頃から、なんとか自分で作れないかと思いはじめました。んで、とりあえずわかったことが「ラジコン用サーボを使っている」ということでした。 2002年10月頃 んで、とりあえずなんか形になって冷静になって考えてみると…「おいらの財力じゃ無理」に落ち着くわけです。いや〜、勢いって恐ろしいですね。最初から分かっている事を、なにかやってみたいと思う力だけで頭から追い出してしまう。当時、たぶん、心のどっかでは、真剣に作ろうとは思ってなかったと思うんですよ。でも何か近づいてみたい、何かしてみたくてどうしようもない、そんな気持ちだけで動いていたんだと思います。 2002年12月頃 でも、結構、やってみたくありませんか?このロボット、コンセプトありまして、「関節作るから精度が必要になる。だから関節を作らなければいい」というものです。歩行部分は、ほとんど関節らしき関節が無いのが特徴です。 んで、最終的にこのマシンはいろいろな現実であきらめる事になってしまいます。
2003年3月頃 2003年5月頃 そして、急遽設計変更。ここでG-Tuneの設計思想がでます。というのも、■タミヤギアボックスを使った場合、結局モータドライブその他もろもろ自作せねばならず、サーボのように大量に使用した場合、安くならない。■部品点数がかなり多くなり、第4回ROBO-ONEに間に合いそうも無い。■労力と投資の割にパワーが無い。という結論になったからです。どうしてもROBO-ONEにすぐに出たかったため、安くて構造簡単なロボットの設計に入りました。 また、マイコンのほうもSH7047F用のテストボード(LEDとSWがついているだけですが)の製作をし、テストプログラムなどを作り始めました。プログラムは商売なので問題は無かったのですが、やっぱマイコンというのが慣れてなくていろいろ苦労しました。 2003年6月頃 2003年7月頃 とまあ、今回、とても長い話になりましたが、ここまで読んでくれた方、お疲れ様でした。というわけで、いかにもよくありそうな話の中でG-Tuneが生まれたか(適当に思いつきで始めて切羽詰ってパワー全開)、わかっていただけたと思います。こんなもんです。さて、寝るとします。
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2003/08/15 |
うーん、眠い。 未だ超爆睡 さて、ホームページの方ですが、ぼちぼちですがG-Tuneの技術情報をまとめだしています。そのうち、ごそっと「G-Tune」のページを入れ替える予定です。 「MAX歩行」ってなんでしょうか?
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2003/08/11 |
ROBO-ONE、その後 どっと疲れがでて超爆睡 えっと、あと成績の詳細についてです。昨日、予選は21位だったと書きましたが、ポイントはいくつだったの?という質問がちょっとありましたのでお答えしますと、334ポイントでした。というわけで、16位との差は31ポイントでした。 オリジナルTシャツ G-Tune開発についての反省 ROBO-ONE参加についての反省と次回へのアプローチ サーボについて やっぱりあの吉野さんでした
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2003/08/10 |
ROBO-ONE、行ってきました。 おひさのごあいさつとROBO-ONE結果 さて、結果の方ですが、予選21位で決勝へは進めませんでした。うーむ。すべて自動動作でやりましたので、あれが現状でのベストのものです。「お父さんの1年分のタバコ代で作れるG-Tune(月あたり300円のタバコを20箱で換算)」、みなさまの目にはどう映りましたでしょうか? 現状でできることはすべてやれたので後悔はありませんし、上出来かななんて思いつつ、本音では結構複雑です。初物、低価格路線、勉強3ヶ月、製作3ヶ月と考えるとできすぎな気もしますが…いやいや、嗚呼、複雑。この複雑な気持ちは、次回ROBO-ONEに向けて燃焼させる事にします。それにしても、妻に感謝です。よく今日まで我慢してくれました。金銭的に言えばそんなに負担をかけてはいないと思うのですが、やっぱ時間的にはかなりフォローしてくれてました。謝謝! ROBO-ONEで得たもの また、参加者の方といろいろ話をする事ができました。この話はまた改めてするとして…私に話し掛けてくれた方で、サーボにも詳しくていろいろ教えてくれた方がおりまして、名前、聞き忘れてしまったんですが、後でよく考えてみると、かの吉野さん(「吉野のロボット」)のような気がしてならないんですが、気のせいでしょうか???違っていたらごめんなさい。 それでは、さすがに今日は疲れましたので…おやすみなさい!
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